当院では半導体レーザーを用いた治療を行っております。
レーザーサーミア
腫瘍中心部にレーザー光を拡散させる特殊なプローブを挿入し腫瘍全体を一定の温度に加温することにより腫瘍細胞のみを死滅させる”局所温熱療法”です。
全摘出ができない腫瘍、全身状態から全身麻酔が困難な場合などに治療の選択肢が広がります。(但し、発生部位や大きさ、全身状態などの制約があります。)
また、終末医療の癌性疼痛の緩和に有効であったという報告もあり、様々なQOL(生活の質)の改善にも効果が期待できます。
蒸散
無麻酔、局所麻酔によるイボ取りが可能です。
(但し、発生部位や大きさ、全身状態などの制約があります。)
レーザーメスとして
出血が少なく、より安全な手術が行えます。
創傷治癒の促進(傷の治りを早めます)
消炎鎮痛効果:炎症を抑え痛みの緩和に働きかけます。
細胞増殖効果
血管の再生促進と血管の拡張作用があります。
コラーゲン新生の促進
骨形成の促進
生体活性物質の産生
などの作用により、傷の治りを早める効果があります。
疼痛緩和温熱療法(痛みを和らげます)
痛覚刺激を緩和することで、関節や神経などへの”痛みを和らげます。”
歯周病の治療
歯周ポケットの殺菌
歯肉の凝固、肉芽の蒸散による消炎作用
など様々な作用により、動物さんにより負担の少ない治療の選択肢が広がります。